四苦八苦とは 
2007 05 21
Mon 11:30:37
こんにちは、慈厳です。

お釈迦様は「人が生きていくのに四苦八苦がある」と説法されましたが、実は「四苦」と「八苦」で計12の苦があるという事ではありません。
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お釈迦様は誰であっても必ず訪れる自分自身の「四つの苦」と、他人との関係や、人と比較して程度の差があったり、多かったり少なかったりする「四つの苦」合わせて「八つの苦」があると説かれています。

自分自身に関する四苦とは「生、老、病、死」です。

生きることは苦痛である。
老いてゆく寂しさ
病いを得た辛さと不安
死ぬ事への恐怖

以上が誰にでも訪れ、逃げることのできない四苦です。

後の四苦とは

「愛別離苦」あいべつりく、愛していても別れなければならない時が来る。
恋人同士でも破局を迎えたり、夫婦であってもどちらかが先に死んだ
り、親子であってもそうです。

「怨憎会苦」おんぞうえく 憎んでも離れることのできない関係。

「求不得苦」ぐふとっく、求めたくても手に入れることができない苦。手に入っても、次から次に欲望の途切れることのできない苦。

「五蘊盛苦」ごうんじょうく、頭をはじめ手足、体全体と思ってもよいでしょう。その動きが低下してゆく苦の事です。

また、若さの発散することのできない苦もあると説明する人もおります。
  
お釈迦様はこの苦を「四苦八苦」として説法しました。

誰でもが持っている「四苦八苦」逃れる事ができないのであれば、少しでも痛みが少なくてすむようにしたいものです。

例えば病気になった時などでなければ、考えもしなかった事や、気がつきもしなかった事などあるでしょう。

あるいは自分だけが正しいと思っていても、人の立場から見れば、そち
らも正しいなどと、百人の人がいれば百の道と正義があります。

自分を認め、他を認め、受け入れる事が「四苦八苦」の痛みを和らげる道の一つであると思います。        
                  慈厳合掌
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